遂に!お別れの日です。
これまで、フランス生活を中心に135回の記事を書いてきました。
そもそも、このブログは日本で暮らす旦那さんと私の両親や親戚、友達に「無事に生きてますよ~!」とお伝えするために始めたものです。しかも、初めは旦那さんのお仕事であったにも関わらず、何故か〝lemonsuisuiの妻〟として私が担当することになりました。今も、横で旦那さんが「押し付けられたんだよね」と他人事のように笑っています。
フランスでの生活は、多くの方々からすると「なんて優雅な生活!」「楽しそうね!」と羨ましがられる毎日でしたが、実際には日々驚きの連続で何をするにしてもスムーズに物事を進められないことによる疲労も多々ありました。「フランスは旅行に行くところで住むところではない!」「どうして当たり前のことを当たり前にできないの?」と何度思ったことか…。ですが、現地で出会った方々や日本からメッセージを送ってくれる家族、友達、お世話になった方々のおかげで今思えば本当に貴重な体験ができたと思っています。
インターネットの繋がりも悪く、時には1枚の写真を投稿するのにも1時間以上要することもありました。でも、いつも更新を楽しみにしてくださっている方々に支えられ、何とか続けることができました。このブログ自体が、私たちにとって、良い思い出となりました。今後は、フランスを訪問される方、特に情報の少ない南フランスの街、モンペリエの情報を欲しいと考えておられる方々に少しでもお役に立てれば幸いに思います。
最後に、今日まで見守ってくださった方々、本当にありがとうございました。
南フランス・モンペリエは良いところです!!! 是非行ってみてください。
↓ 京都の琵琶湖疎水沿いの桜並木のもとで。
では、また。
そして…今後は〝kuksa's diary〟として新たにブログをはじめます。もしよろしければ、こちらも引き続きご覧ください。
アミガサタケを発見っ!
今日は、自宅でお仕事をしていた旦那さんと一緒に午後はお花見散歩に出掛けてきました。
目的地は、銀閣寺周辺です。銀閣寺や哲学の道は平日にも関わらず、観光客で溢れていました。桜も満開とまではいきませんが、十分に見頃を迎えていました。
少し遅いお昼ご飯には、旦那さんの大好きなお蕎麦屋さんで〝おろしそば〟をいただいてきました。ここのお蕎麦、本当に美味しいです!!!
↓ 旦那さんのおすすめ度No.1のお蕎麦屋さんです。
銀閣寺周辺の観光客は、日本人に加え、外国人観光客も多かったです。そして、人込みの中、一通りお散歩をしたのちに、少し隠れ家的な桜の通りに向かいました。ここでは、旦那さんが〝トガリアミガサタケ〟が毎年出る場所を案内してくれました。
すると…出ていました!
↓ 見頃を迎えた桜の木。
↓ 〝トガリアミガサタケ〟です。フランスで大好きだったスーパー〝モノプリ〟でも冷凍コーナーに箱入りで売っていました。既に懐かしくなりつつある記憶です。フランス語では「Morille(モリーユ)」と呼ばれています。
その後、しばらくお散歩を続け、帰宅しました。
旦那さんは、ごくごく軽度の時差ボケもあり、帰宅後に2人揃ってウトウト…。そこへ、「ピンポ~ン」とインターホンが鳴りました。待ちに待っていた〝きのこ検定〟の結果が届きました。予想通りの結果と点数で、3級が90点、2級が82点で無事合格していました。
↓ きのこ検定の合格認定証。
では、明日でこのブログも一区切り…と考えています。
今日はここまで。また明日!!!
今年度、初の出勤です。
旦那さんは、昨日1日ゆっくりと休み、今日久しぶりに日本の勤務先に出勤しました。
ですが、髪が伸び放題だったので、午前中に散髪に行き、午後からの出勤でした。勤務先では、約5カ月ぶりに懐かしいみなさんにお会いし、お土産を渡したり、近況について話したり聞いたりしてきたそうです。とても楽しかったそうなので、良かったです。
↓ これは、先日のブログで登場した、旦那さんからのお土産のチョコレートです。まだ、開けていません。そろそろ開けて、大切に食べようと思います!簡易の木箱入りがなかなか素敵です。
明日は旦那さんは、お家でお仕事だそうです。今年度は、家でのお仕事も多くなるようなので、邪魔をしないように静かにしておきます!!!
近日中に、フランス・モンペリエ滞在の総括をして、このブログを終わりにしようと思います。今日明日は、ちょっときりが悪いので、もう少しだけ続けます。
それにしても、先日受験した〝きのこ検定〟の結果がまだ来ません。いつになったら来るのでしょうか…? 気になります。
では、また明日。
日本帰国までの道のり。
昨晩、旦那さんが無事に帰国しました。
そして、旦那さんから、モンペリエを出発して帰国までの道のりについて話して貰いました。2人が揃えば、お茶とお菓子でまったりしながら、のんびりのんびり会話を楽しみます。
では、その道のりをご覧ください。
↓ 出発ぎりぎりまで掃除をしてくれました。掃除が不十分だと、その分の料金を引かれます。11時半に退去手続を完了し、いつも乗っていたトラム1番線で〝ヨーロッパ広場〟にて空港行きバスの120系統に乗り換えます。この写真はモンペリエ空港です。
掃除も完璧で、空港までは順調だったのですが、モンペリエ発パリ行きが1時間半程遅れて離陸し、結局、パリ→成田便の乗継が出来ませんでした。パリの空港会社現地係員の方がどうも適当だったようで、振り替えの航空券を手に入れるまでかなりの時間を要したそうです。そして、丸一日遅れて帰国することになり、パリで1泊です。
↓ 翌日のフライトのチェックインまで時間があり、パリ市内を散策することにしたそうです。私の大好きな〝SABRE〟でお土産を買って来てくれようとしたようですが、最寄り駅の名前を忘れてしまったそうで、セーヌ川周辺を散歩したとのこと。気持ちだけで十分です!それに、モンペリエで〝Jeff de Bruges〟のチョコレート詰め合わせを買って来てくれました。
↓ やはり、モンペリエとは違った景色です。
↓ ルーブル広場です。奥にはピラミッドが見えています。
↓ セーヌ川沿いも新緑の季節を迎えていました。
↓ 絵画の一部を切り取ったような景色です。
↓ 鍵の橋。ここで、カメラを盗まれそうになったそうです。危ない、危ない!
↓ お花屋さん。この周辺は、ブーケなどのお花よりもむしろ鉢植えが中心のエリアです。以前、私も行ったことがあり、懐かしい景色です。
↓ ラナンキュラスもピンクのグラデーションで美しいです。
↓ カフェでお昼ご飯を食べたそうです。モンペリエとは違って、まだ肌寒かったようですが、テラス席は人気とのこと。しかも、旦那さんはパリに泊まる予定がなかったので、薄着で寒かったそうです。
↓ ローストチキン。お味は予想通りの味で、普通だったそうです。脂っこくなかったのが何よりで、セーヌ川沿いの雰囲気を味わうには十分だったようです。
↓ 最後にシテ島を散策して、空港へ戻ったそうです。
これでパリ散策は終わったそうです。「今度は自分の責任で飛行機に乗り遅れるわけにもいかないので、早めに戻った」と言っていました。
本当は、ファラフェルのお店など、あちこち行って来たかったようですが、前回のパリ旅行の際に、私に案内されるがままだったことで、駅名などを覚えていなかったため、行けなかったそうです。そして、既にモンペリエの空港にて荷物を預けてしまっていたので、パソコンの充電もできず、インターネットの利用が最低限の連絡を取る程度しかできなかったことも大きかったようです。ですが、思いがけないパリ旅行も楽しかったそうです!過ぎてしまえば良い思い出ですね。
↓ 5ヶ月ぶりに日本に帰国。
「しばらくは、ヨーロッパはいいわぁ」と言っていますが、またすぐに「どっか行こうかな?」と言い出すに違いありません。
それにしても、無事に帰国してくれました。有り難いことです。
では、本日はここまで!
結婚式と旦那さん帰国。
昨日は、ブログの更新ができませんでした。帰宅をした時点で日付が変わってしまっていたので、どうしても手遅れでした…。
そして、昨日は友達の結婚式でした。友達のいつになくしっかりした新郎姿に、大学時代の友達と驚いてしまいました。お嫁さんもとても可愛らしく、しっかりした方でしたっ!彼にぴったりです。
また、昨日は慌てることが重なりました。旦那さんから来るはずもない時間にメールが来たのです。本来であれば、日本に向けて帰国する飛行機に乗っているはずなのに、画面には旦那さんからの新着メールのメッセージが表示されているのです。
恐る恐る開いてみると、そこには、モンペリエ→パリへの飛行機が1時間半遅れて離陸したことによる帰国便の変更が発生したと書かれていました。発信元は、航空会社が用意してくれたパリのホテルからでした。1時間半の遅れではありますが、パリに到着した時点でゲートが閉まり、搭乗できなかったというのです。そして、振替の便がないので、丸1日遅らすことになってしまったそうです。結局、昨日の夜には既に帰国し、私の帰りを待っていてくれるはずが、まだ帰宅できていません。
(先程、成田に到着と連絡がありました)
日本では、そこからが大変です。空港→自宅のタクシーの変更、帰国翌日の夕方(今日の夕方)に入れていた旦那さんの散髪の予約キャンセル…などなど。結婚式の受付を頼まれ、少し早めにホテルに入らなければならないのに、空港→自宅のタクシーをお願いしていた会社が朝から全く電話が繋がらず、一苦労でした。8時半~繋がることになっており、翌日の予約に関することは前日12時までしか対応できません。結局11時50分まで頑張ったのですが、どうにもならず、本部に電話をして折り返し掛けて貰いました。予約変更をするにも、予約番号はわからないし、何かと大変でしたが、無事に変更完了です。散髪をお願いしていた美容院も快く応じてくださいました。
あと数時間で、旦那さんの帰宅です。帰国ひとつにおいても、大変なことばかりでしたが、元気に帰って来てくれることを楽しみに待っておこうと思います。
では、また明日!
モンペリエの最後の夜。
モンペリエにて最後の夜を過ごした旦那さんより、送別会での写真が届きました。勤務先のみなさんに開催して貰った送別会ランチパーティーでも楽しめたようです。お世話になった方々からは「自分では気付いていないかもしれないが、みんなへとても良い影響を与えてくれた。戻って来い!」と言って貰ったそうです。旦那さんとしては、思っていたよりも名残惜しいという気持ちではなく、「むしろすがすがしい気持ち」だったと言っていました。充実した時間を過ごせたのでしょう、本当に嬉しいことです!
では、夜の送別会での写真です。
↓ 「何故か街灯の写真を撮りたくなった」と言っていました。オレンジ色の優しい光に引き寄せられたようです。
↓ これら、夜の写真も今回で最後です。
↓ 平日の夜もバーのテラス席は活気があります。私からすると、フランス人は毎晩、外で飲んでいるイメージです。
↓ お店の周辺で立ち話をする姿も、よく見た光景です。
今回の送別会の場所は、前回行ってとても気に入っていた〝ピザ屋さん〟だったそうです。今回は、4種のチーズのピザを選んだそうです。お味は、前回のチョリソーのピザの方がお好みだったようです。
日本のウィスキーを飲めるお店に行きたいと言う人もいたそうですが、今晩でお別れなので「折角ならフランスでしか飲めないものを飲んだ方がいい!」ということで、ピザ屋さんの後はワインバーへ移動したとのことです。
旦那さんは、モンペリエ近くの街、ベジエのワインをいただいたそうです。
残念ながら、ピザとワインの写真は撮り忘れてしまったそうで、ありません。
↓ 細い路地を通れば、いつかはコメディ広場へ到着します。
↓ 何度通ったか分からないコメディ広場。全ての活動の拠点のひとつでもありました。
これで、5ヶ月間過ごしたこの街ともお別れとなります。
後は、旦那さんの帰国を待つのみです。私がメゾンを出て、先に帰国をしてからの掃除や片付け、日本へ持ち帰る荷物のパッキングなどをお任せしてきました。お仕事の大詰めと並行して進めること、本当に大変だったと思いますが、頑張ってくれました。感謝、感謝です!!!
では、明日は私は友達の結婚式、そして待ちに待った旦那さんの帰国日です。無事の帰国を願っておこうと思います。
本日はここまで。
最後の日帰り旅行にて。
旦那さんから、最後の日帰り旅行、モンペリエの隣町〝セット(Sete)〟で撮影した写真が届きました。
帰国が迫り、いよいよモンペリエ発の日帰り旅行も最後です。平日でしたが、お仕事の方も粗方終わり、「お休みをとって行って来た」と楽しかったようすも伝えてくれました。
↓ フランス国鉄SNCFのセット駅に到着。青空に見えますが、天候が安定しない1日だったそうです。写真で見る分には、美しい青空です。
↓ セットは港町で、潟湖(せきこ)と地中海に挟まれた島にあります。
↓ 中心街を走る運河は中々立派な作りです。
↓ 遠方には、小さな山のような小高い丘が見えています。
↓ 丘の上には住宅街があるそうです。ポール・ヴァレリー美術館もこの丘の上にあるとのことで、私も行ってみたかったです!
↓ フランスでは珍しく、人目に付くところに洗濯物が干してあります。
↓ 南仏らしい小道です。洗濯物があると、一気に生活感が感じられます。
↓ 南仏の街のひとつ、アルルが大好きな旦那さん。そのアルルの次に好きな街並みだったそうです。
↓ 丘にも登って来たそうで、この日は「10kmは歩いた」と言っていました。
↓ しばらく登ると、ポール・ヴァレリー美術館が見えてくるそうです。ポール・ヴァレリーはこの地、セットの出身です。
↓ 見学もしてきたそうです。この絵、『ポール・ヴァレリーの肖像画』も見学できたそうです。
↓ 現代アートも展示されていたそうですが、何故、この裸婦像を撮影してきたのでしょうか?またもや旦那さんの感性が謎です。
↓ 美術館のレストランでサラダを食べて来たようですが、「味は普通でした」とのことです。見た感じは美味しそうなのですが…。
↓ 腹ごしらえをして、今度はさらに急な坂を登ったそうです。
↓ 確かに、かなりの勾配です。 頑張って登り続けると、一気に見晴らしが良くなったようです。
↓ 日本でもおなじみのフジの花が咲いていたそうです。セットだけでなく、モンペリエでも咲いているとのこと。日本で見るには、もうしばらく先になりそうです。
↓ 見晴らし台に到着すると、セットの街を一望することが出来たそうです。良い眺めですね。
これで、旦那さんからの日帰り旅行のお知らせも最後になってしまいました。
今日は、旦那さんの〝お別れランチ〟として、勤務先のみなさんが恒例の持ち寄りランチパーティーを開いてくれるそうです。夜には、2次会的に飲み会もあるそうです。本当にお世話になった勤務先のみなさんと過ごせる最後の1日です。是非ぜひ、最高の時間を過ごすと共に、感謝の気持ちを伝えて来て欲しいと思います。
そして、みんなが旦那さんの帰国を寂しがっているそうですが、日本で待っている人たちもたくさんいます。気を付けて帰国して欲しいです。
また、私は私で小学校時代からの友達と夜ご飯を一緒に食べてきました。楽しい時間でした!
本日はここまで!